実家には、震災まで囲炉裏が
ありました
冬になると、黒炭(クヌギの木等)をガス台であぶって、火種になるように赤くなるまで待ちます
それを灰が入ってる火鉢にいれて、手を温めたり、ちょっとスルメを炙って食べたり、自在鉤(じざいかぎ)をつけて
いたので、鍋物は囲炉裏で温めて食べておりました
お餅や、油を使わないものはほとんど囲炉裏で作っていました
震災以降身内に家を貸してたため、囲炉裏を潰してしまったのが残念ですが仕方ありません
この自在鉤の先に鍋をかけて
みんなで食べる様子は、いつの時代か、、、昔話のようでした
冬になると、この囲炉裏の灰の中に置いてある五徳(鉄瓶を置いたりする鉄枠)その上に網を置きその上で餅を焼くのが私の役目でした
我が家はマンションのため、危険も考え火鉢類は使ってないのですが、以前一軒家だった時に火鉢を使ってみました
ガス台の上で炭がパチパチ飛ぶ、火の粉、火事になるかと慌てるぐらいです
炭の中に酸素が入るとパチンと割れて飛ぶのでした
でも、炭焼きで秋刀魚を食べたい私は、なんとか火鉢に熱くなった炭を入れることに成功
火鉢だとスケールも小さいからか、秋刀魚の脂がものすごく火鉢を汚す笑笑
でもその香りは、近所中に広まり、三軒先の大工さんの奥様がきて、ものすごく美味しそうな魚の匂いがこっちまできてると言われたのでした
そのあとは、餅を焼く程度にとどめました笑
今は小さな火鉢が飾りのように置いてます
囲炉裏を忘れられない私はおかろ(箱火鉢)を購入しました
しかし、火をおこすだけでも
あの火の粉が飛んでしまうし
共同住宅内では無理そう、、
せめて、みんなで鍋やすき焼きぐらいしたいという夢があったので、、
中にカセットコンロを置いて鍋をするにとどまりました
今は、物置になってますね笑
また、なんとか使用できる時があるといいな♪
余談ですが、、、
昨日、夏目友人帳の映画観てきました
夜だったからか、案外大人が多かったです
内容はちょっと切ないお話
ただ、ニャンコ先生が三匹に分裂したのは可愛かったです