昔、父親は何かというと筆で書いていました
なので、書道の道具にはこだわりがありまして、、、
これは
硯の隣にある長方形のが墨
硯に少々の水を入れて墨で磨り(すり)ます
本来は墨汁は使わずに、この墨を、水で磨って墨汁として使うのでした
なので、墨は減っていきます
震災で町が流されてしまった為、今は現存してるものが少なくなってしまいました
雄勝硯は江戸時代初期(1615〜1624)に鹿狩りに訪れた仙台藩主伊達政宗に献上されて称されて、2代目藩主伊達忠宗に保護されたとあります
今はストレートな形の硯が多くありますが、昔は職人さんが飾りを彫ってこのような形のものを作ってました
もう飾り硯はやめると言われた時に父親が何度も頼んで作ってもらいました
ついでに、筆入れ兼墨汁入れ
もしかして、中国のものかもしれません(出所不明)
長い部分に筆を入れてました
四角い壷になってる部分は水や、墨汁を入れるようになってます
その父親の文字はものすごく味のある書体でした
私は、、あまり上手ではありませんが、書道をすると背筋が伸びて程よい緊張感と穏やかな気持ちになります
たまには筆で書いてみるのもいいかな、、、と思いました♬