コーヒーを飲むだけの妄想です( ＾∀＾)
古びた喫茶店
入り口にベルが付いてて中に入ると
カランカランと音が鳴った
お客様は私を混ぜて3人
お互い適度に距離をとって座っている
図書館に行った帰り雨がしとしと降って
きたので、途中の喫茶店に寄った
古びた喫茶店
外壁の煉瓦には天井までツタが絡まっていた
図書館で借りた本を取り出したけど
さっき頼んだコーヒーをマスターが
作り始めたのを見ていた
サイフォンの下のガラスボールに水を
コーヒーケトルから入れていた
水を入れた後、アルコールランプにマッチで火をつける、、
上のガラスボールに沸騰して水が上がってきた
その間、煎って粉になったコーヒーを
上のガラスボールにいれる
コーヒー豆の香りがふわっと漂ってきた
マスターが木のヘラでゆっくりとした
動作でかき混ぜているから、、、
一点を見つめてると音楽が流れてたのも忘れていた
この曲は、、、
アートブレイキー &ザ.ジャズメッセンジャーズ
moanin(モーニン)
Art Blakey & the Jazz Messengers - Moanin'
アルコールランプを横に滑らせると、コーヒーの抽出液が下りてきた
コポコポコポ
上にある粉の張り付いたガラスボールを
外して下の出来たばかりのコーヒーを
お湯からだしたコーヒーカップに入れる
「お待たせしました」
香りを楽しみながら、一口飲む
酸味が少なく、苦味と甘味が混在する
ここのオリジナルブレンド
飲みながら借りてきたばかりの本
を読み進める
池井戸潤の白熱する場面
4ぶんの1ぐらい読み終わったところで、コーヒーがなくなってる、、
外を見ると、雨があがってるようだ
帰って続きを読みたい、、
「お会計お願いします」
「450円です」
「ご馳走さまでした」
「ありがとうございます」
玄関のドアまで行くと
ジャネットサイデル
An Old Fashiond Christmas
Old Fashioned Christmas Janet Seidel
そうか、、来月にはもうクリスマス
なんだ、、、
外に出ると濡れてたサドルを拭いて
自転車に乗り込み帰宅を急いだ
単なる妄想を読んで頂いてありがとうございました😊
